課題図書③
実行の
４つの規律

「実行の4つの規律」の内容は、いろいろなところで言われていることです。一般的な言い方をすれば、目標設定、課題抽出、進捗管理、定例ミーティング…。この本では、なぜそれができないのかを理論だて、その対策について事例を通じて具体的に提示します。

 

たとえば、日常の仕事で忙しくなると、その仕事をこなすことに集中。緊急要件が入ってくればそれに集中。「重要であり緊急ではないもの」は先送りされ、ついには消滅。これはどこの組織でも起こりがちなことです。この認識に立って、「緊急」も「重要」もどちらも両立させていくことを、この本で学ぶことができるのです。

 

そして、この本で注目すべきは、事例のレベルの高さです。そこからこの本の「本気度」が伝わってきます。ケネディ元大統領の「月」の話、大リーグ・アスレチックスの「出塁率」の話、全盲のクライマーの登山の話。どれも、すごい話＝事例です。

 

この本は、書かれている内容を実践してこそ、価値があります。取り組めば、取り組むほどその効果は絶大です。ぜひ、チャレンジしましょう。